「丹後国風土記逸文」(713~)によると、浦島太郎が海で五色の亀と会うのが天の橋立に近い日置の里、つまり現在の京都府宮津市日置です。
浦島太郎は 龍宮城に行き歓待を受けますが、ふるさとに戻った時に乙姫様からもらった玉手箱を開けると、その煙によって約300年の時間が進んでしまいます。時間(暦)に関するとても不思議な昔話です。
浦島太郎記念切手 |
いくつかの説が出ていますが、説得力のあるものはまだないように思います。
kanikamaの推理ですが、この時代は、それまで日本で使われてきた「日本古来の太陽暦(日置暦とも言う)」に対して、「大陸由来の太陰太陽暦」が伝わった頃であることから、二つの暦の間には、表記法上で年数のずれが約300年あったことを意味しているのかもしれません。そのギャップと混乱を上手く物語に込めたのかもしれませんね。
皆さんはどうお考えでしょうか。
次回は、日置族の祖先のお話をします。
https://otonano-kodaishi.blogspot.jp/2015/08/blog-post_90.html
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